乗っ込み(のっこみ)は、主に産卵のために魚が深場から沿岸の浅場へ移動してくる現象。またはその時期のことを言います。
水温が上がる季節(多くは春)に起こり、釣りの最盛期のひとつとされています。
- 魚の行動: 産卵前後に浅場(磯・サーフ・港・河口・湖岸のアシ際など)へ集まる。産卵前は「荒食い」しやすく、産卵中は口を使いにくく、直後にまた食いが立つことが多い。
- 時期: 地域や魚種でずれるが、春が中心。水温上昇期や大潮周りで動きが出やすいと言われる。
- 代表的な魚種: マダイ、クロダイ(チヌ)、コイ、ヘラブナ、ヒラメなど。
- 釣りへの影響: 大型が岸寄りで狙いやすくなるハイシーズン。ただし抱卵個体(卵を腹部に抱えた状態のメスの魚)は繊細で、資源保護のためリリースする人も多い。
- 地形: 砂泥底のかけ上がり、アマモ帯・アシ際、テトラ周り、河口のヨレ。
- 潮・時間帯: 満潮前後や朝夕マズメに差しやすい。潮通しと水温が鍵。
- エサ/ルアー例: マダイはタイラバ・ジグ、クロダイはカキ・オキアミやチニング用ワーム、コイ/ヘラは麩系エサやグルテンなど。
- 配慮: 産卵場では短時間勝負・バーブレス使用・撮影を手早く・リリース検討など資源に優しく。

